2024.12.24プレスリリース
JICA国別研修で技術紹介を実施しました。
2024年12月24日
2024年12月17日に独立行政法人国際協力機構(JICA)が主催する「ベトナム下水道経営研修」の一環として下水道事業に携わるベトナム政府機関等の職員の方々7名が福岡市役所へお越しになった際、福岡市国際ビジネス展開プラットフォーム会員企業の5社で日本の下水道に関する技術の紹介を実施しました。
千代田興産(株)はグループ会社の千代田計装(株)と「下水道施設浸水対策支援システム・汚水流入予測AIシステム」に関する技術を紹介しました。
「下水道施設浸水対策支援システム」では統合監視システム・監視カメラシステム・テレビ会議システムの3システムの内容を紹介し、下水処理場やポンプ場から通信で取得したポンプの稼働状態や水位,警報などのデータをインターネット上で閲覧できることや、大雨が降った際に離れた場所にいる監視員同士で情報共有しながらシームレスに対応できることで災害時の対策に役立っている事例を紹介しました。
また、「汚水流入予測AIシステム」では市街地から水処理センターに流れ込んでくる汚水に対して汚水ポンプで揚水しなければならない総水量をAIで予測し、機器の稼働状態や水質調整の最適化を目指している事例を紹介しました。
みなさんとても真剣に聴講いただきたくさんのご質問を頂戴しました。
日本の技術がベトナムの下水道事業における未来に役立つことを願っております。